平成20年度子どもゆめ基金助成事業 「わんぱくドルフィン探検隊」
6/1(日)
天気:晴れ 初夏の青空に包まれました。強い陽射しの下で、身体をいっぱい使って遊んだ一日。

新宿駅に集結した子ども64名+スタッフ18名のわんぱく達、豪快な「いってきます!」の挨拶と共に出発。電車に乗って30分余り、都心からも近い「国営昭和記念公園」で一日を過ごしました。

広い広い公園、その中心にある大きな原っぱが活動の基点となりました。82名をスッポリと覆う木陰に荷物を下ろしてプログラムがスタート。午前中は様々な即興的な表現を引き出すゲームを実施。グループ内で自身の個性を遠慮なく発揮できる環境をつくります。スタッフの“すぅさん”主導の下、そして各班スタッフが作り出す肯定的で明るい雰囲気の中で、子どもたちは大きな声を出したり、身体を目いっぱい使って自己主張したり。ぎこちなかった空気も束の間、“生き生きしている”という言葉がピッタリの表情に変わっていきました。

今日は全7班体制。各班の円陣の中では、余人には見えない物が飛び交い、時に即興的に飛行機や大きなワニが出来上がったり、共通の感情を身体動作で表現してみたり。誰一人欠けても成し得ない「グループの成果」「グループの色」が見えてきました。午前中の最後は「大カモン」という名の革新的なルールのジャンケンリレーを行い全員大興奮でした。82名の人間の集まりの中で、ストレスなく自然体でいられる心地よさ。子どもたちは大人よりもずっと素直でその境地に至るに苦労しません。

木陰で昼食をとり、しばしの間休息。陽射しが強く、歩くだけで汗が噴出すような天気。それでも日陰を抜ける風は涼しく、エネルギーを取り戻すのに時間はかかりませんでした。さぁ、午後は「難関突破大作戦」決行です!

原っぱに限られていた活動場所を午後は大きく広げます。園内に散らばる秘密の場所を班ごとに巡って探検。チェックポイントで待ち受けるのは様々なグループ課題。午前の活動を経て築かれた人間関係が反映されます。全員で手をつないで高く張られたロープを越えたり、穴の開いた容器で水汲みリレーをしたり、小さな岩に全員で乗っかったり、川の飛び石での課題に取り組んだり…。「イニシアチブゲーム」と呼ばれるプログラム、グループの中に“あるレベルの信頼関係”が出来ていないと意味を成しません。しかし全7班、それぞれのドラマを経て、同時に達成感を得て原っぱに帰ってきました。

一体どんな出来事があったのか。どんなシーンが生まれたのか。一番の印象的なシーンを即興一発ポーズと掛け声で発表して今日のプログラムは完結。どの班もとても楽しい時間を過ごしたことが分かりました。言葉で表せないことは、みんなで身体を使って伝えればよいんですね。

「今日は終わりだー帰るぞ〜」  「えーっ!?」「まだ遊びたーい!」  その通りです、まだ遊びたい!でも帰らなくては。これから先、遊ぶ時間はまだまだあります。子どもたちには夏休みだって待っています。スタッフにだって遊ぶ時間はあります。探検学校やTOKYO自然塾、そしてサマーキャンプ。共にいろんな体験をしていきましょう。仮想世界ではなく、本当の世界で遊ぼう。人が集い、大きな自然の中で生き生きと遊べる日が楽しみです。

わんぱくドルフィン探検隊
ディレクター 遠藤宗一(しじみ)
青空の下で、大人も子どもも思い切り身体を動かして遊びました!  様々なゲームを通して、子どもがもつ自然な表情が引き出されていきました。
個人の表現から、グループでの表現へ。全て即興で生まれたものばかり。 「ハイ!これあげる!」「うわっ!重たいよ」 …仲間同士にしか見えない“何か”が飛び交いました。
午後は公園内にある様々なポイントを探検し、グループでの課題解決ゲームにチャレンジ。 まだまだ遊び足りない82名!本当にパワフルな一日でしたね。