キャッチ&ウォッチ
10/5(日)
天気:晴れ後曇り 

10月になって秋らしさがグッと増してきました。空は高く空気がカラッとして爽やかな日が続いています。本日は、「生物の採集観察」を目的とした探検学校。人間とは異なる習性をもつ生物にどのように近づいて捕らえるか、子どもたちの本能的な勘と動きに注目します。

幼児班6名、小学生班9名の構成。新宿駅から1時間弱の移動で目的地「野川公園」に到着しました。午前中は青空の下、陽射しも強かったので早速野川の中に入って活動します。10月の川遊び、珍しいパターンですが、生物捕獲観察という明確な目的があるため子どもたちはとても積極的。

野川にしては水量が多い本日、序盤は水中の様子をうまく把握できず苦戦しました。しかし小学生はとても貪欲で、その状況を打開します。水棲生物の習性と自分たちの持ち駒(メンバーと持参用具など)をよく考慮して再度川の生き物を捕らえるチャレンジをしました。タナゴやモロコといった魚類、大きな鋏をもつアメリカザリガニなど、水槽を満員御礼状態にして満足そのもの。幼児も網で川エビをすくい上げ、お昼まで川でワイワイ探検しました。小学生はお昼の時間を忘れて更に盛り上がっていました。

昼食後にスタッフの“ミー二”が野原で絵本を朗読してくれました。空の下で聞く絵本の世界、幼児も小学生もその世界に引き込まれていました。なかなか気持ちのよい休憩時間。殺気立って生き物に向かっていった我々の気持ちも少し落ち着きました。

午後は幼児が河原の草むらで大活躍。バッタや大きなカマキリを次々に捕まえていました。はじめはおっかなビックリで、ランダムに飛び跳ねるバッタに自分の動きのタイミングが合いませんでしたが、子どもたちも少なからず野生の血をもっていますから、すぐに順応していきました。相手を傷つけないようにうまく手掴みしているところが見事でした。小学生は自然観察センターに行き、午前中捕まえた水棲生物や昆虫を照合しました。生き物を間近にして、ゆっくり観察する時間をとることができました。何か気がついたことはあったかな?

後半戦は木登りや野遊びで身体をいっぱい動かしました。広い公園をあちこち走り回って、身体ひとつでシンプルに遊びます。小学生の女の子2名は、生物捕獲の面白さに目覚め、引き続きバッタ捕り探検へ。どの子も本能に従って遊ぶことができて何より。全員集合して野原で遊ぶこともできました。各班で一日をふりかえり、出会ったたくさんの生物を思い返して探検は終了。

自然に生きる者は、どんな姿形をしていても生きることに一生懸命です。全ての生命は子孫を残し、地球上にそのDNAを残そうと努力して知恵を身につけています。自分以外の生き物のことを全て理解することは難しいですが、本日の体験は理解のための第一歩になるやもしれません。子どもたちは自分の手で触れたり、掴んだり、つまみ上げた生き物をどのように思ったでしょうか。

またいろんな生き物に迫ってみましょう。

※本日はプログラムの意図に従い、捕獲した生物は全て生かしたままリリースしました。

温かな陽射しの下で野川探検。おっ、何か見つけたようですね。  小学生のチームワークと行動力、生物捕獲センスはさすが。川魚、ザリガニ、川エビなどが大漁でした。
昼食後の小休止に野原で絵本朗読。探検学校では初の試み。全員夢中で聞き入っています。  草むらではバッタやカマキリなどの昆虫をたくさんみつけました。 
園内の様々な木に登って遊びました。  最後は野原を駆け回って探検を締めくくりました。