チャレンジ海賊の宝探し
4/20(日)
天気:曇り 北風が強く、猿島への上陸を阻まれる!

昨年秋、二度に渡る嵐によって、海賊の宝探しを断念した探検隊。2008年度の幕開けとなった本日、何と三度海は我々を猿島に行かせてくれませんでした。衝撃のスタートを切った探検学校、41名の子どもたちはどんな一日を過ごしたのでしょうか。

品川駅から電車で小一時間、横須賀の街を抜け三笠公園に到着したのは10時。待っていたのは猿島航路の船長さん。「今日は北風が強くて、船が島に着岸できません!」「…えっ!?」

やる気マンマンの探検隊、見事に出鼻をくじかれてしまいました。しかし、この船長さんが耳寄りの情報をくれました。海賊の姿を近くで見かけたというのです。全ての探検を諦めかけていた一同、この海賊目撃情報に賭けてみることにしました。三笠公園の隅々まで、班毎に探索を開始。船長さんから、隠れている海賊の特徴を僅かながら聞き出し、血眼になって公園を探します。そして…、草むらに隠れていた海賊の手下を見事捕獲。

海賊(通称:コゲーパン)が言うには、この三笠公園周辺に“5つの箱”が隠されているとのこと。「赤」「青」「黄」「緑」「黒」全5色あるらしいのですが、海賊もしぶとくてそれ以上の情報を明かしません。そこで地図を手に班毎に手分けをして秘密の箱を探しに出発です。あっちをキョロキョロ、こっちでウロウロ、どの班もなかなか箱に辿り着けません。それもそのはず、箱は高い木の茂みにあったり、公園を流れる小川の岩の下に隠されていたり、はたまた噴水池の階段下にあったり。さすが海賊、我々の力量を試すかのようです。

ようやく全ての箱が揃いました。しかし…鍵がかかっていて開かないぞ!必死で錠前を何とかしようと試みる子どもたち、しかしやっぱりダメ。ここは一旦小休止、お昼ごはんの時間です。公園の芝生広場からは猿島がすぐそこに見えます。何とも恨めしい気分ですが、子どもたちは次の挑戦に向けて意欲は衰えません。午前中だけでも相当歩き回ったのですが、食後も走り回っているほど元気。強い風が吹きつけても、表情は曇りません。

いよいよ後半戦。それまで支えになっていたスタッフたちの態度が突如豹変。今日のスタッフ、実はみんな“ニセモノ”、その正体は海賊だったのです。(本物は猿島に閉じ込められているとの噂も…。)鍵を開ける手がかりを全て奪い去って、巨大戦艦の中へ逃げ込んでしまいました。さぁ、どうする子どもたち。

舞台は戦艦の内部へ。迷路のように入り組んだ構造、上から下までかなりの規模です。一般のお客さんも見学していますので、海賊との戦いによって巻き添えにするわけにはいきません。ここはマナーを守って、静かにゆっくり移動します。艦内の展示をよく見て、日本の歴史や船のことを知るのも大事。何かしらヒントになるかもしれません。迫力満点の砲台や大きな音を出す鐘、司令室に操舵室、映像室、資料室、デッキ、太いマスト、なかなか見ることのできない軍艦に関心を抱く子どもたち。横須賀という港町ならでは、そして海賊らしい舞台設定です。

潜んでいた海賊たちを子どもたちが見つけ始めました。手がかりが徐々に集まってきます。自分の班が選ぶべき箱の色や、鍵を開けるための数字も分かってきました。ついでに船の知識や歴史の知識も。粘り強く諦めない子どもたち、とうとう全ての謎を解き明かすときがやってきました。戦艦三笠を管理する方々も温かく見送ってくれました。突然の(海賊と探検隊の)訪問にも快く艦内に招いてもらえて感謝感謝。船外でいよいよ箱をオープンです!

どの班も間違いなく自分たちの箱を選択し、3桁の数字によって錠前を外しました。中に入っていたのは…。

気がつけば夕方の16時。一日中曇っていたのでつい油断したか、海辺の紫外線は強くみんなの頬は赤く日焼けしていました。海賊を相手に夢中で過ごした一日。最後に笑ったのは探検隊の子どもたちでした。向かうところ敵なし!しかし、海の向こうに静かに横たわる猿島にはまだまだ伝説がたくさん残っています。決して諦めることなく、再び探検隊を結成してその伝説と謎を解き明かしましょう。

次回は海の中で宝探し。ザクザク潮干狩りです。お楽しみに!
海賊に立ち向かう勇気、それはチームワークが生み出す。  「宝箱がこの階段の下にあったらどうする?」「えっ!?本当にここ?」 
宝箱らしき物は見つかったのに、鍵が開かないぞ!  近くて遠い猿島、いつかはみんなで上陸したいね。 
軍艦って大きいなぁ。宝箱の鍵を開けるヒントって何だ?  ドルフィン探検隊=無敵艦隊