木島平レーシングキャンプB
他の日の活動日記
3/8  3/9
3/8(土)
今日の様子

天気:晴れ 3月になり長野県木島平スキー場も晴天率が高くなってきました。春が近づくにつれて気温も上昇傾向。積雪は現在200cm程。表面の雪は日光によって溶解し、ややザラメ質ですが、予想より荒れることもなく、しっかり(相当な滑走量で)ポールレッスンが出来ました。

今シーズン3度目、レーシングキャンプも最終回を迎えました。参加者は男子4名。少数で寂しいですが、いずれも木島平でのスキーキャンプに馴染んでいる常連メンバーです。3名の4年生は大人顔負けの滑りをしますし、幼児1名は今シーズンのレーシングキャンプ皆勤賞です。

東京駅から新幹線、飯山線と乗り継ぎ、11時を少し回った頃に宿泊地ドムハウスに到着しました。青空の下で強烈な太陽光線が雪に反射してゲレンデはとても眩しく見えました。薄着だとさすがにヒンヤリしますが、肌を突き刺すような厳冬期の感覚とは違います。春に一歩踏み込んだ、といったところでしょうか。

早々に昼食を済ませ、12時半には滑走を開始しました。ドムハウスでの生活要領やスキーに関わる一連の動きを理解できている子どもたちですから序盤から飛ばして滑走します。晴天の為ストレスも低く、油断さえしなければ大丈夫と判断しました。

ポールバーンもこれまでのレーシングキャンプの時よりもハイレベルな斜面を選択。斜度、ポールのふり幅、距離、全てにおいて過去2回のキャンプよりも難度が高いセッティングとしました。子どもたちの技術よりもむしろ集中力と自己安全管理能力を高く評価した為です。

斜度のきついバーンでポールを確実にくぐるには、スピードに気持ちが負けないことはもちろん、かなり正確で力強いスキーへの荷重が求められます。左右に大きくふられた赤と青の旗門の位置をしっかりと見極めてターンを切り替えます。上体の補助動作を使って荷重の感覚を身体に沁み込ませ、繰り返し繰り返し滑走しました。

ポールレッスンは3時間も続きました。一本一本気持ちを集中させ、尚且つ3時間も滑走するのは並大抵のことではありません。それでも子どもたちはまだまだスキーをしたいようです。そこで16時半までの1時間は、アミューズメント要素の溢れるパークエリアで、ワンメイクジャンプやウェーブ、バンク、ハーフパイプといった種目を楽しんだり、林間の不整地を滑りました。みんな躍動感溢れる滑りで、夢中になって楽しんでいました。

ドムハウスに帰還すると、さすがに「あ〜疲れた〜」「滑り過ぎだよ〜」とベッドにへたり込んでしまいました。夕食まではしばしノンビリ。18時近くになると今度は「あ〜腹減った〜」「ごはんまだ〜?」の声。夕食はみんなで鍋を囲みました。こういう場で出会ったメンバーが共に鍋をつつくのはとても意義があります。このキャンプならではの和気藹々とした食事が何とも良いムードを生みます。

夜はスキー場の都合でナイター営業が休止してしまったので、飯山地方の名物「馬曲温泉(まぐせおんせん)」に行きました。車で片道20分少々、雪深い山奥にある野天風呂へ。雪見風呂とは乙なものです。頭上には綺麗な星空が広がり最高でした。せっかくの雰囲気も、他にお客さんがいなくなって貸切になった途端に「泳ぐ」「岩によじ登る」「飛び込む」ドンチャン騒ぎに…。ヤンチャ坊主たちにかかっては風情もへったくれもありません。

ペンションに帰着し、寝る前に雪道を散歩して暗い所から星空を眺めました。透き通った空気に輝く星はとても綺麗で気持ちが落ち着きました。21時、日記を書いて就寝時間となりました。

明日はタイム計測が控えています。今回は斜度がきついバーンで自身がどのくらい高速の世界に耐えられるか、そしてどのくらい旗門間近に攻め込んでいけるか、子どもたちのレベルが高いだけに面白い心の駆け引きが見られるでしょう。